ちょっキノ

-ちょっくらキノコのはなしでも-  キノコ採り・キノコ撮りが好きなんですよ。あくまでも趣味です。気楽なお話サイトなので、敢えて詰めた同定は載せていません。食の可・不可をここの情報だけで判断してはいけませんよ。

ヤクの売人ではありません

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野生のキノコが好きだというと、日本人なら「ああ、マイタケ、ヒラタケ、シメジとか、美味しいよね~。いいなぁ」という反応が多いと思うのだが、アメリカ人から受ける反応の多くは「キノコでラリッたりするわけ?」

野生キノコ = マジックマッシュルーム という発想のアメリカ人が随分多い。そして、興味津々に麻薬系キノコはここら辺で採集できないのかと訊いてくる。

そんなこと聞かれても知るかーっ!私はヤクの売人じゃないぞー!!って感じなのだが、なかなか納得しないので、 「マジックマッシュルームとして売られているらしいものに近い種類のはあるよ。大して効かないという話だけど。それに、生えているのは馬のウ○コの上だから、それを服用したいかどうかは微妙だと思うけど~~~」と答えるのだ。

コケにまぎれて

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苔の絨毯の中に、苔と同じくらいの背丈のキノコが生えていて、何気にアクセントになっていることがある。

可憐な印象を与えるキノコだが、よくよく見ると、その細い柄に脛下を剃り忘れた乙女の脚の様に毛が生えていたりして、なかなか侮れないのである。

ひかりとキノコ

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Mycenaの類は柄が細くて可憐な印象があるから、結構お手軽に芸術的な写真が撮れるキノコだと思う。

しかし、それは野生のもの。

マクロで撮って後から見てみたら、木屑が一杯ついているとか、虫がとまっているとか、蜘蛛の糸が張っているとか。

それが自然の姿といえばそれはそうなのだけれど。

 

傘の表面の微細な構造

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キノコは当然のことながら3Dなので、マクロで撮ると、小さなキノコでも傘の向こうの方がぼやけてしまうのだ。

それでも、小さなキノコの傘の表面に微細な構造があるのをマクロの写真で見ると驚きだよね。

Laccariaの一種。

カリフォルニアの毛生えキノコ

カリフォルニアで遭遇したキノコ

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細かい毛が全身に生えている。

まるで天然のキノコのぬいぐるみでしょう?

これはなんだったのかな。

素直に見ればAgaricusの様に見えるけれど、Lactariusにもこういう毛の生えたやつがあるのだよねぇ。

たぶん、写真を撮った直後に引っこ抜いてそこら辺を確認したと思うのだけれど、今はその記録がない。

それはともかく、モフモフのきのこ、かわいいでしょう?ということで。

追記:上の投稿をしてしばらくしてデータを漁っていたら、もっと写真が出てきた。

これは~、AgaricusでもLactariusでもなく、Amanitaだね。

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 こいつがなんなのかはともかくとして、モフモフには変わりないのだ。

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